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業務用リサイクルエアコンのお話⑫

カワモ株式会社営業部長のカワツラです。本日も、仕入れたリサイクルエアコンの整備についてご紹介いたします。

 

今日は、モーターの整備に関してです。

 

 

こちらは、天井カセットエアコン室内機に使用されているモータです。

モータに関しては、このような小型モータは分解整備は基本的にできないようになっています。

ですから、整備といっても正直外装をきれいに拭き上げるくらいしかできない場合が多いです。

 

 

ですから、せめて上記の写真にあるようなグリースを使用しています。

 

 

 

シャフト部分に油を挿すということになりますが、この場合は液体のものではなく

粘性のあるグリースを使用するようにしています。一般の潤滑液体スプレーの場合、たくさん吹きかけると、もともとモータに塗られていたグリースと混ざって、溶かしてしまうような気がしているからです。溶かすというか、グリース自体が薄くなるようなイメージです。

 

液体潤滑剤を使用すると、その時はよいですが、長い目で見ると却って潤滑を悪くしてしまうような気がするからです。

ですから、潤滑剤に関してはグリースと液体オイルの潤滑剤を分けて使用しています。

グリースの種類はかなり多いので、汎用製品を使用しています。

モータや軸受けは基本的にはグリースを使用しています。

(上記は天吊り型ファンシャフトの軸受けです。)

 

 

 

 

エアコンの場合、室内外機器共ファンモータベアリングの中にはあまり潤滑剤を投入することはできない構造になっているので効果は限定的ですが、軸受け等は効果が高いと思います!

洗浄するリサイクルエアコンでは、分解時に必ず塗布しています!

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