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リサイクルエアコンのお話⑯
カワモ株式会社営業部長のカワツラです。
今日は設備用床置き型10馬力の修理にお邪魔しました。
同じ症状で4台ありました!
結論から言えば室内機ファンモータ及び、ファンベルトの交換になりましたが、こちらの機器は2004年製です。
エラーコードは過電流異常となっており、10馬力なのに56アンペアくらいまで電流値が上がってしまいます!こちらの機器はインバータではないので、通常でも35アンペアくらいまでは上がりますが、それにして56アンペアとはすごいなと思いました。(笑)
室内機を動かすと、風は少しは出ていたのですが、風量がかなり弱っていました。
暖房時に、室内機ファンの故障で熱交換できないと、状況によっては20アンペアくらい電流値が余分に上がるということになります。
電気代がすごいです。
常に3馬力くらいのエアコン2台分の電気を無駄にしていたことになります!
それが4台あるとなると、すごいことです。エラーで保護停止するまでの間漫然と運転していたとすると、ざっと計算して毎時700円くらいの電気を無駄にしていたことになります。1日当たり6,000円、1か月で15万円?
修理後は40アンペアくらいまで落ち着きました。暖房シーズンなので若干電流値は高めです。あとは恐らく熱交換器の汚れや、圧縮機の劣化等が影響して電流値がやや高めとなっていると思われます。
やはり、ある程度古くなった大型設備は、たまに点検した方が良いなと思いました。